太陽光発電システムを備え、全館LED照明を採用した新拠点「省エネ館」を宇治市にオープン

2010年8月25日

エーシック株式会社(本社:京都府宇治市)は、エーシック分室の全面建て替えを実施し、LED照明技術の発信・開発拠点として「省エネ館」を建設し、2010年9月7日より、一般公開致します。 全館LED照明、太陽光発電といった環境対策を導入しています。特に、LED照明の採用により、従来光源を使用した場合に比べ、年間で約30%の省エネを実現しています。 太陽光発電では、一日あたり平均60kWhを発電でき(※)、この発電量で、全館のLED照明の消費電力の約80%をまかなうことができます。

本館では、自社製品を展示するだけでなく、オフィス空間、工場のラインを想定した照明を設置し、施工実例が見える活きたショールームになっています。 また、一角に絵画や陶器の展示コーナーを設け、対象物を劣化させにくいという特性を活かし、LED照明でライトアップしています。

エーシックでは、1992年の創業以来、LED開発に取り組み、早い段階から照明への応用展開を行ってまいりました。 また、1997年に京都議定書が議決された京都に拠を構え、LED照明に取り組んでいるメーカーとして、多くの人に、省エネルギーに貢献する役割、理解と関心を持っていただけるよう本館を建設致しました。 企業、団体様はもちろん、一般の方でも、お気軽にご見学いただけます。

この新拠点を軸に、より一層、LED照明や省エネ技術の開発を促進し、技術の向上、より良い製品づくりに努めて参ります。

※平均日照時間を4時間とした場合、傾斜角20度、水平角15度

環境技術の概要

(1)LED照明
  • 水銀など環境有害物質を廃止
  • 蛍光灯や白熱電球に比べ、長寿命なので、メンテナンス費の削減、廃棄物の削減に貢献
  • 従来光源に比べ、約30%の省エネ効果(消費電力、電気代、CO2排出の削減)
  • LEDベースライトは、蛍光灯60W型相当で、約40Wの消費電力(約35%の削減)
  • LED蛍光灯は、蛍光灯40W型相当で、約25Wの消費電力(約38%の削減)
  • LED電球は、白熱球20〜30W相当で、約5.5Wの消費電力(約28〜20%の削減)
(2)太陽光発電システム
  • 省エネ館屋上に、太陽光発電システムを設置。
  • 210W型を72枚(3×24列)設置
  • 一日あたり平均60kWhの発電量(※平均日照時間を4時間、傾斜角20度、水平角15度とした場合)
  • パネル合計寸法:19,488×4,740×35mm

「省エネ館」の概要

  • 名称: エーシック株式会社 省エネ館
  • 所在地: 〒611−0031 京都府宇治市広野町西裏10−5
  • 電話番号: 0774−41−3700
  • URL: https://www.shoenekan.com/
  • 開館時間: 10:00〜17:00
  • 休館日: 土・日・祝日、お盆、年末年始、その他臨時休業日
  • 構造: 地上3階
  • 面積: 敷地面積758.12平米 建築面積333.76平米 延床面積854.88平米
  • 使用開始: 2010年9月1日

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エーシック株式会社
企画部 広報担当
info“アット”asyck.co.jp
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TEL: 0774-41-3777

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